03年11月(下)

ニュー
11月22日(日)

今日も天気がいいので着物でおでかけ。

             姿
この前の天神市で買った500円のチェックの着物。
リサイクルショップで買った500円の半幅帯。
くすんだピンク地に紫の十字架模様の長羽織(By弘法市:1500円)

今日は風がビュービューいっていたので、初めて羽織をはおってみた。本当は赤い水玉の羽織にしようと思ったんだけど、紐の結び方が分からなかったのです。ガーン。
なので、紐がついていない方の羽織にしました。ちょっと色が合わなかったかな?でも模様が可愛くて好きなのです。

着物を着るようになって初めての冬。今日は寒かったけど、首まわりさえあったかくしておけば、着物でも充分いけました。あとは着物にあう手袋がほしいなぁ。(やばい、ムクムクと着物まわりのものが欲しくなっている・・・)

そして、今日締めている、半幅帯を買ったリサイクルショップへ。
何の気なしにちょっとチェックしておくか、くらいの気持ちだったのですが、今日は銘仙系のものが珍しく増えていました。
がぜんヤル気に。
面白かったのは、白地に西洋の町並みのデザインの羽織。教会みたいな建物も描いてあって、珍しいしネタになると思ってちょっと欲しかったけど、値段5000円。うーん、やめた。
次は、紺地に赤と黄色の波線が入っている着物を「わりといいなぁ」と思って見ていたのだけど、そのとき着物が吊り下げられて列の一番向こう側に、気になる柄がチラッとうつったのです!

その瞬間、世界には私とその着物だけ。
時間が何倍にも引き延ばされたように感じ、私は走り出したいのをこらえて一直線でそこにたどり着きました。
も・ら・った・あ!
鮮やかな色も好きだけど、こういうくすんだ色もだーい好き。
あんまり持っていない青色系の銘仙だし、好きな薔薇柄だったので、シミがありませんようにとお祈りしながチェック。
微妙な小さい穴があったけど、分からないくらいだったので購入することに。
              着物
3000円と、私が持っている着物の中では最高級ランク。

しばらく買い物してなかったし、すごく幸せ。
やっぱりお買い物っていうのは「出会い」だなぁ。骨董市でもそうだけど。


11月16日(日)

今日は友達4人と一緒に京都にお出かけしてきた。
この企画も前から練っていたので、コース設定や交通手段も決めて楽しみにしてたのです。
私はもちろん着物で、昨日一緒に買い物に行った友達も、買ったばかりの着物をバッチリ着てきていました。

              今日の着物。
             姿
京都大骨董祭で購入した、赤地に水玉の着物。
帯は弘法市で500円で購入のチェックの半幅帯。
帯締めを通して、ちりめん製の花のブローチを帯留めに。
そろそろ白衿以外の、柄物に挑戦したいな~。

今日のコースは、南禅寺→哲学の道→銀閣寺。
南禅寺には初めて行ったけど、レンガ造りの水道橋がとてもいいムード。何?ここだけ西洋?みたいな。もっと空いているときに、ブラッと1人で来てボーッとしてみたい。
もちろん、南禅院や方丈庭園の庭の眺めも素敵で、お気に入りのお寺になりました。

着物を着ている人は、パラパラと見かけたんだけど、特に若い人とすれ違うと、お互いにチラチラ見合ったりして面白い。

全体を見てまわった後、お昼ご飯に。南禅寺名物の湯豆腐料理を食べることにしました。
しかーし、さすが名物。どうもツアー客のお昼ご飯ポイントになっているようで、かなり待ちました。
くたびれてボーッと待っていると、おばちゃん達が寄ってきて
「あんた、これ銘仙の着物やろ?」
に始まり、自分も若い頃着ていたとか、銘仙についてとか色々解説が。
知ってるよ、と思いながらも笑顔ではい・ハイ聴いていると、着ました!着付けチェーック!
これが有名な「お直しおばさん」だろうか?と思ってちょっと引いたけど、言われることはもっともだし、確かにきれいになおったので感謝。年配の人の言うことは聴くものです。
「え、ちょっとそんなとこまで手を突っ込んで直すの?」なところもありましたが。
でも、素直に聴けたのは言い方にもよるかもしれないな。孫に言うみたいな気持ちで教えてくれたから。
あと、若い人が着物を着ることをとても喜んでくれて、今日の水玉の着物と帯も可愛い、とみんな誉めてくれたので嬉しかった。
なんでもいい出会いになるようにしたいな。

そして、待ちに待った湯豆腐料理は美味しかった~。
3000円とちょっと値がはったけど、ごま豆腐はとろけるようだったし、塩で味付けしただけのてんぷらもグーだったし、湯豆腐もおいしかった!満足。

食事後は哲学の道を通って、銀閣寺へ。
小さいころに来た時は、銀閣寺が銀じゃないのを見てかなりがっかりしたけど、今見るととこれも風情があっていいなぁと思う。
もう夕方だったので、あまりゆっくりは見られなかったけど。

そのあとはおやつとして、抹茶ぜんざいを食べました。甘い物を食べると元気が出るなぁ。
そして帰ることにしたけれど、さすが観光シーズン京都。バスも道路も混みこみでした。

まあ楽しい思い出ができたので、疲れもへっちゃらかな?

明日から一週間、また頑張ろう☆

11月15日(土)

昨日は着物で京都に出かけたし、明日も京都に行くから家でゴロゴロしていた。天気予報も雨だったし。
しかし、お昼を過ぎてもなんか天気がいい。
あ~、なんか着物を着て出かけたくなってきた!
と、思っているところに、県外の友達からメールが。
奈良まで着物屋めぐりにきているので、よかったら会わないかとのこと。
行きますとも!
パジャマにスッピンでみかんを食べてゴロゴロしていたが、がぜんやる気に。これは着物を着るチャンスではないですか!
早速お着替え。積み上げている着物から一枚ひっぱりだしてすごい勢いで着る。
            着物
弘法市で買った着物。写真が暗くなってしまったけど、かわいらしくオレンジ。
銀に花柄の半幅帯をしめて。

走ってバス停から出発寸前のバスに乗り込み、駅前にくり出して友達と落ち合う。

普段一人で行っているお店でも、友達と一緒に見るとまた違うもの。あれこれ言いながら見ると、とても楽しい。
一応友達が気に入ったものがあったんだけど、それは奥の方に隠しておいて、「KIMONO姫」でも紹介されたアンティーク着物のお店へ。
ここがまた可愛い着物があるのです。

友人は、赤に白い花柄の品のいい着物を発見。状態もいいし、その割にお値段も4000円とお手ごろ。
これに合う帯をお店の人に探してもらった。
予算は3000~5000円と伝えたので、その範囲内で黒とベージュの帯をだしてもらう。両方とも、とても合っていたんだけど、いまいち決め手にかけて迷っていたら、
「ちょっと高いけど、こんな黒の帯もあるよ」
といって、黒地に抽象化された菊の帯を見せてくれた。お値段:9500円。
「すごく可愛いけど、値段が可愛くない~」
と二人で口をそろえて言っていたら、最初は
「聞こえない、聞こえない」って言っていた、お店のお姉さんも
「こんなんバレたら私、夕食抜きになるわ~」(家族経営のお店でした)
と言いながらも、(着物+帯で13500円を)「一本で!(一万!)」とまけてくれたのです。
わーい。友達のお買い物が成功したので、私もとっても嬉しくなりました。それで心を満たして、私はお買い物はがまん。
その他にもお高い帯や着物を「見るだけ」で見せてもらいました。目の保養だ。しかし黒地に竜の帯はカッコよかったなぁ。

その後二人でお茶をして、着物話で盛り上がりました。

明日もその子や他の子と京都に着物で行くつもりなんだけど、晴れるといいなあ~。



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